上手な話し方を実現するための声と表情
上手な話し方を実現するために、言葉以外のポイントを挙げてみました。声や表情、視線など・・・
早口すぎたり、逆に言葉が出てくるのが極端に遅かったりすると、聞いているほうは理解しにくいものです。伝わる話し方をするためには、話に緩急をつけること。補足的な話は早口で、話題の核心はゆっくりと話しましょう。
楽しい話をするときは、声が高くなりますね。逆に、怖い話や、暗い話をするときには声のトーンが落ちるものです。話題に合わせた声のトーンを心がけて。
部下を叱るときも、誉めるときも、冗談を言うときも同じ口調では、こちらの気持ちがきちんと伝わりません。話題にあった口調を。
「目は口ほどにものを言う」「目は心の鏡」ということわざがあるように、目は思いを伝える手段として有効です。話すときの視線に少し配慮することで、与える印象は大きく変わります。中でも重要なのは、"目を伏せない""目を細めない""じっと見つめすぎない"こと。
"目を伏せて話す"ことは、自信がないように見え、話に説得力がなくなってしまいます。また、相手が自分の話を聞いてどう感じているかを探ることができません。
"目を細める"ことは睨みつけるような、また何か企みがあるような印象を与えてしまいます。特に、あまり話をしたことがない人と話す場合は注意が必要です。
"じっと見つめすぎない"ことは"目を伏せない"と矛盾しているように感じますが、あまりにも凝視すると緊張感を高めてしまい、対立しているような感覚に陥ることも。また、異性に対してこれをすると、思わぬ感情を抱かれる場合があります。肝心なところではしっかりと相手の目を見ることが大切ですが、時々は視線を外して、緊張感を高めすぎないように。
話がとぎれて、沈黙が訪れるのを恐れるあまり、次々ととりとめのない話をしてしまう人がいます。聞いているほうは何が重要な話だったのかわからない、ということも。特に相手に理解しづらい話をする場合には、理解しているかどうかを確認するためにも、沈黙も有効に使いましょう。
熱心に話をしているようでも、顔がそっぽを向いていたら熱心さは伝わりません。相手の顔に、自分の顔を向けて話しましょう。

