送りがなを省く漢字・どちらでもよい漢字
文書には独特のルールがあります。
日本語としては送りがなをつけるのが正しいのですが、ビジネス文書上では、慣例として送り仮名を省く場合があります。
以下はそういった漢字と、どちらの送りがなのつけ方でも正しい漢字の一覧です。
送り仮名を省くもの
- 取締役・頭取
- 事務取扱
- 売上(高)・貸付(金)・繰越(金)
- 取引(所)・取次(店)
- 見積(書)・申込(書)
- 書留・振替・割引・消印・小包
- 手当・仲買・売値・請負・両替・歩合・組合
どちらでもよい漢字
- 申し込む・・・申込む
- 打ち合わせる・・・打ち合せる
- 表わす・・・表す
- 行なう・・・行う
- 断わる・・・断る
- 賜わる・・・賜る
- 待ち遠しい・・・待遠しい
- お引き立て・・・お引立て
- 問い合わせ・・・問合せ
- 預かり金・・・預り金
- 取り扱い・・・取扱い、取扱
- 引き換え・・・引換え・引換
- 届け・・・届
- 願い・・・願
- 代わり・・・代り
- 答え・・・答
- 問い・・・問
動詞から名詞扱いとなったもの
動き・極み・恐れ・仰せ・向かい・調べ・当たり・憩い・群れ
最後の音節を送るもの
幸い・半ば・お互い・自ら・後ろ・誉れ・便り・斜め